幼稚園又は保育所で助手勤務(任意)をしながら3年間で幼稚園教諭二種免許状と保育士の両資格が取得できる学科です。昼間は「先生」として園で子ども達と関わり、夕方からは「学生」として学校で講義を受けます。
助手勤務を体験していると、講義の一つひとつが自分の体験と深く結びついていくことを日々実感することでしょう。 助手の役割は各園により様々ですが、単なるアシスタントではなく有資格者のみがタッチできる部分をのぞいて保育現場に深く踏み込んだ仕事まで経験することもできます。 卒業後はそのまま就職につながることもありますし、すぐに担任としてクラスを受け持っても戸惑うことなく仕事ができる実力が自然と身に付くことでしょう。
働くことと学ぶことの両立は体力的にも大変ですが、やりがいに満ちあふれ、保育者を養成するためには理想的な姿なのです。助手勤務先は本校で個々の条件に合う園を斡旋します。 また、この学科は授業料の月額納入が可能(希望者のみ)です。助手勤務でいただいたお給料を充当できるので、経済的な負担を軽減することもできます。
授業科目一覧
主な就職先
取得できる資格
幼稚園教諭二種免許状
保育士
おもちゃインストラクター※
赤十字幼児安全法支援員認定証※
※希望者は別途講座を受講することで
取得可能です。
付与される称号
専門士
授業料等納付方法
第二部月額納入表助手勤務データ
助手勤務先
助手勤務平均給与
※上記は、あくまでもおおよその金額であって、年齢や園により異なります。
※一日の平均就労時間は6時間です。
I・Sさん
第二部 幼稚園教員・保育士養成科/
神奈川県立白山高等学校出身
授業での学びや実技を実際の保育現場ですぐに実践できる助手勤務に惹かれ、第二部に進学しました。言葉掛けや遊びなど授業で覚えたことを次の日に現場で実践してみて、子どもの反応やよりよい方法を見つけるようにしています。学びがしっかり定着する実感があります。また、現場の先生に直接質問ができたり、働く姿を間近で見ることができるのは、将来を考える上でも貴重な経験となっています。実習では大人数の子どもを保育することの難しさを実感。活動を進めることに精一杯になってしまいましたが、子どもが活動を楽しみ、それが成長に繋がるよう、慌てず冷静に保育する大切さを学びました。